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「Avast」にDLLハイジャックの脆弱性 - 2月の更新で修正済み

Avastが提供するセキュリティ対策ソフト「Avast」に任意のコードを実行されるおそれがある脆弱性が明らかとなった。

細工したライブラリファイルを読み込むおそれがある脆弱性「CVE-2022-28965」が明らかとなったもの。脆弱性を悪用することで、任意のコードを実行したり、サービス拒否を引き起こすことが可能となる。

米国立標準技術研究所(NIST)の脆弱性データベース「NVD」による共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは「6.5」。重要度は、4段階中、上から3番目にあたる「中(Medium)」としている。

発見者は1月20日に同社へ脆弱性を報告。2月にリリースされた「同22.2.6003」にて脆弱性は修正済みだという。

(Security NEXT - 2022/05/31 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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