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ImpervaのクラウドWAFにルール回避のおそれ - すでに修正済み

Impervaがクラウドで提供している「ウェブアプリケーションファイアウォール(WAF)」に、検知ルールを回避される深刻な脆弱性が含まれていたことがわかった。

「Imperva Cloud WAF」において、「Content-Encoding」を「gzip」としたHTTP POSTリクエストに対し、WAFルールが適用されずバイパスされる深刻な脆弱性「CVE-2021-45468」が含まれていたことが明らかになったもの。

米国立標準技術研究所(NIST)の脆弱性データベース「NVD」では、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアが最高値「10」のところ、「9.8」とレーティングされている。

同脆弱性はBishop Foxが発見したもので、Impervaへ脆弱性を報告。2021年12月23日にパッチが適用されたという。

(Security NEXT - 2022/01/26 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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