Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「VMware Workspace ONE Access」に複数脆弱性 - アップデートを公開

VMwareは、「VMware Workspace ONE Access」「VMware Identity Manager」「vRealize Automation」に脆弱性が明らかとなったことを明らかにした。

「VMware Workspace ONE Access」において認証を回避されるおそれがある脆弱性「CVE-2021-22057」が判明したもの。サーバサイドリクエストフォージェリ(SSRF)の脆弱性「CVE-2021-22056」もあわせて明らかとなっている。

同社では、これら脆弱性の重要度を「中(Moderate)」とし、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアをそれぞれ「6.6」「5.5」と評価している。

「CVE-2021-22056」については、「VMware Identity Manager(vIDM)」にも存在し、「vRealize Automation」や「vRealize Suite Lifecycle Manager」「VMware Cloud Foundation」なども影響を受ける。

同社では、各製品に向けてアップデートを用意した。「Apache log4j」に明らかとなった脆弱性の修正も同時に実施したという。

(Security NEXT - 2021/12/22 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「React」が脆弱性3件を追加修正 - 重大脆弱性の余波に引き続き警戒を
「MS Edge」にアップデート - 「Chromium」のゼロデイ脆弱性に対処
県サイト資料に非公開の個人情報、マスキング未処理 - 静岡県
職員用グループウェアがランサム被害、生徒情報流出か - 向上学園
自治体委託イベントの申込フォームに不備 - 個人情報が閲覧可能に
サイバー攻撃被害が判明、内部情報へアクセスされた痕跡 - BBT
個人情報含む記憶媒体紛失、教諭2人を懲戒処分 - 北海道
「AEM」に100件超の脆弱性 - 「クリティカル」も複数
オンライン会議ソフト「Zoom Rooms」に脆弱性 - 最新版で修正済み
地理情報サーバ「GeoServer」の脆弱性悪用に注意喚起 - 米当局