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韓Dream SecurityのPKI製品に深刻なRCE脆弱性

韓Dream SecurityのPKIセキュリティソリューション「Magic Line V4.0」に、コマンドの実行が可能となる深刻な脆弱性が明らかとなった。

同製品において入力されたデータの検証に不備があり、細工したHTTPリクエストを送りつけることでバッファオーバーフローが生じる脆弱性「CVE-2021-26606」が明らかとなったもの。

脆弱性を悪用されると、リモートよりコードを実行されるおそれがある。韓国のKrCERT/CCによる共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは「9.8」、重要度は「クリティカル(Critical)」とレーティングされている。

同社では、脆弱性を修正したアップデート「同1.0.0.18」をリリース。セキュリティ機関などからもアップデートが呼びかけられている。

(Security NEXT - 2021/08/17 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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