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スマホアプリ「ぐるなび」に脆弱性 - 任意サイトへの誘導に悪用されるおそれ

スマートフォン向けアプリ「ぐるなび」に、任意のサイトへ誘導するために悪用されるおそれがある脆弱性が含まれていることが判明した。アップデートで修正されている。

脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、スマートフォンアプリ「ぐるなび」において、カスタムURLスキーマの処理にアクセス制限不備の脆弱性「CVE-2021-20693」が明らかとなったもの。

脆弱性を悪用されると、同アプリ経由で任意のサイトへ誘導されるおそれがある。共通脆弱性評価システム「CVSSv3.0」のベーススコアは「3.3」。Android版、iOS版のいずれも影響を受ける。

佐藤竜氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告したもので、JPCERTコーディネーションセンターが調整を実施。脆弱性を修正したアップデートが提供されている。

(Security NEXT - 2021/04/14 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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