Windows向け「ウイルスバスタークラウド」にコードインジェクションの脆弱性
トレンドマイクロのセキュリティ対策製品「ウイルスバスタークラウド」にコードインジェクションの脆弱性が明らかとなった。
脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、Windows向けに提供されている「同17.0」および「同16.0」にコードインジェクションの脆弱性「CVE-2021-25251」が明らかとなったもの。
管理者権限が必要となるが、悪用された場合、任意のコードを実行され、プログラムのパスワード保護やシステムの保護を無効にされるおそれがあるという。共通脆弱性評価システム「CVSSv3.0」のベーススコアは「8.2」。
周知を目的に同社がJPCERTコーディネーションセンターへ報告した。すでにアップデートは自動配信で提供されているが、更新されていない場合は「同17.0.1222」「同16.0.1413」以降へアップデートするよう呼びかけている。
(Security NEXT - 2021/03/09 )
ツイート
PR
関連記事
「Apache Tomcat」にアップデート - 脆弱性「MadeYouReset」を解消
「HTTP/2」実装に「MadeYouReset」脆弱性 - DoS攻撃のおそれ
「Exchange Server」のハイブリッド構成に深刻な脆弱性 - MSが定例外アドバイザリ
登録セキスペ試験、2026年度からCBT方式に移行
秘密管理ツール「OpenBao」に脆弱性 - 任意のコード実行が可能に
N-ableのIT管理ツールにゼロデイ脆弱性 - 米当局が悪用に注意喚起
Palo Alto、セキュリティアドバイザリ6件を公開
「Spring Framework」に脆弱性 - アップデートで修正
サイトが閲覧不能に、個人情報流出のおそれも - 筋ジストロフィー協会
LLMキャッシュ管理ツールにRCE脆弱性 - キャッシュ汚染に起因