Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

WP向けプラグイン「Paid Memberships Pro」にSQLi脆弱性

WordPress向けプラグイン「Paid Memberships Pro」に「SQLインジェクション」の脆弱性が明らかとなった。アップデートで修正されている。

データベース内の情報を取得したり、操作することが可能となる「SQLインジェクション」の脆弱性「CVE-2020-5579」が明らかとなったもの。ただし、同脆弱性を悪用するには管理画面へのアクセスできる権限が必要となる。

脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、同脆弱性は三井物産セキュアディレクションの奥野健一氏により情報処理推進機構(IPA)へ報告されたもので、JPCERTコーディネーションセンターが調整を実施した。

開発者は、同脆弱性やエスケープ処理の強化などセキュリティ面の修正や、複数のバグに対処した「2.3.3」をリリース。利用者へアップデートを呼びかけている。

(Security NEXT - 2020/05/22 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Ruby」に3件の脆弱性、アップデートで修正を実施
Node.js向けMySQLクライアント「MySQL2」に脆弱性
「GitLab」に複数脆弱性 - セキュリティパッチをリリース
国家関与のサイバー攻撃「ArcaneDoor」 - 初期侵入経路は不明、複数ゼロデイ脆弱性を悪用
「PAN-OS」の脆弱性侵害、段階ごとの対策を説明 - Palo Alto
国内でも被害発生、「ColdFusion」の既知脆弱性狙う攻撃
バッファロー製ルータに脆弱性 - パスワード取得、コマンド実行のおそれ
米政府、悪用が確認された脆弱性3件について注意喚起
「Cisco ASA」「FTD」に複数脆弱性 - ゼロデイ攻撃も発生
「Chrome」にアップデート - 「クリティカル」の脆弱性などを解消