Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Adobe Illustrator」に5件の深刻な脆弱性

Adobe Systemsは、Windows版の「Adobe Illustrator」に5件の深刻な脆弱性が含まれるとして、アップデートをリリースした。

Windows向けに提供されている「同24.0.2」に、「CVE-2020-9570」などメモリ破壊の脆弱性5件が明らかとなったもの。

脆弱性を悪用されるとコードを実行されるおそれがあり、いずれも重要度は3段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とレーティングされている。

同社は、脆弱性を解消した「同24.1.2」をリリース。適用優先度は3段階中もっとも低い「3」としており、任意のタイミングで更新するよう利用者へ呼びかけている。

(Security NEXT - 2020/04/30 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「PAN-OS」脆弱性に対する攻撃が増加 - コマンドで悪用試行を確認可能
WP向けメールマーケティングプラグインにSQLi脆弱性
HashiCorpのGo言語向けライブラリ「go-getter」に脆弱性
Cisco、セキュリティアドバイザリ3件を公開 - 一部でPoCが公開済み
「Chrome 124」が公開 - セキュリティ関連で23件の修正
「Firefox 125.0.1」をリリース、脆弱性15件を修正
「PAN-OS」脆弱性の詳細や悪用コードが公開済み - 攻撃拡大のおそれ
「PAN-OS」脆弱性、攻撃条件を修正 - 一部緩和策が「効果なし」に
Oracle、「Java SE」に関する脆弱性13件を修正
Oracle、四半期定例パッチを公開 - のべ441件の脆弱性に対応