Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

eコマースプラットフォーム「Magento」に深刻な脆弱性

Adobe Systemsは、eコマースプラットフォームである「Magento」のアップデートをリリースした。バグの修正やセキュリティの強化のほか、複数の深刻な脆弱性を修正したという。

同プラットフォームに、重要度が3段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」の脆弱性3件を含む6件の脆弱性が含まれていることが明らかとなったもの。有償版、無償版のいずれも影響を受ける。

信頼できないデータを逆シリアル化する脆弱性「CVE-2020-3716」や、セキュリティをバイパスされるおそれがある「CVE-2020-3718」は、悪用されるとコードを実行されるおそれがある。また機微な情報が漏洩するSQLインジェクションの脆弱性「CVE-2020-3719」が判明した。

また1段階低い「重要(Important)」とされる情報漏洩の脆弱性3件についても明らかになった。いずれも悪用は確認されていない。

同社では、「Magento Commerce」および「Magento Open Source」向けに脆弱性を修正した「同2.3.4」「同2.2.11」や、「Magento Enterprise Edition 1.14.4.4」「Magento Community Edition 1.9.4.4」を公開。適用優先度を3段階中2番目にあたる「2」とレーティングし、30日以内を目安にアップデートするよう利用者へ呼びかけている。

20200130_as_001.jpg
脆弱性へ対処したアップデートの一覧(表:Adobe Systems)

(Security NEXT - 2020/01/30 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

Linuxカーネルに権限昇格の脆弱性「Copy Fail」 - PoC公開済み
米当局、悪用リストに脆弱性3件を追加 - 最短で5月3日対応期限
「Firefox」にアップデート - 「クリティカル」脆弱性を解消
「cPanel」に深刻な脆弱性、悪用も - 修正や侵害有無の確認を
「NVIDIA FLARE SDK」に複数の脆弱性 - 認証回避やコード実行のおそれ
「SonicOS」に複数の脆弱性 - 認証回避やDoSのおそれ
「Chrome」に30件の脆弱性 - 「クリティカル」が4件
「Nessus」「Nessus Agent」に脆弱性 - 任意ファイル削除のおそれ
「Apache MINA」に深刻な脆弱性2件 - アップデートを
米当局、脆弱性6件を悪用カタログに追加