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ネットブックは危険と隣り合わせ - G Dataが注意喚起

G Data Softwareは、利用が拡大しているUMPCやネットブックと呼ばれる小型ノートPCの取り扱いについて注意を呼びかけている。

同社は、旅行などに持ち出された際にセキュリティが甘い無線LANが利用されることについて危険性を指摘。攻撃者が銀行口座の情報などデータを盗聴するため、わざとアクセスポイントを公開しているケースもあるという。また動作が軽いことからウイルスの検出率が低いソフトを選ぶ傾向がネットブックユーザーにあるという。

同社は被害に遭わないようにするため、ネットカフェや無線LANを使用した際にオンラインバンキングやネットショッピングを利用しないようアドバイス。くわえて利用後にブラウザのテンポラリファイルや履歴、クッキーの削除やログオフ操作を行うなど対策を勧めている。

また旅先で利用する送信用のメールアカウントの用意したり、USBメモリに入れて持ち運ぶ「ポータブルアプリ」の活用、無線LANではなく、高速データ通信カードによる通信を利用することなども有効と説明している。

(Security NEXT - 2009/07/17 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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