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サイト改ざん、入力内容確認ページなどから不正サイトに誘導 - 着物レンタル会社

着物のリメイクやレンタルサービスを提供するオリフリにおいて、ウェブサイトの一部ページが改ざんされ、一時クレジットカード番号を詐取するフィッシングサイトへ誘導される状態だったことがわかった。

同サイトを運営するハリスによれば、9月7日19時ごろから17日12時ごろにかけてパソコン向けのウェブサイトが改ざんされたもの。

支払い方法や届け時間の指定に関するページや、注文完了前に表示される入力内容の確認ページを閲覧すると、フィッシングサイトに誘導される状態だった。誘導先のページでは、クレジットカード番号の入力が求められるという。

同社では、同月18日にプログラムを改修。日本国外のIPアドレスによるアクセスを制限した。

同社に被害報告は寄せられていないが、誘導先のフィッシングサイトへ誤ってクレジットカード番号を入力してしまった心当たりがある場合は、クレジットカード会社に連絡するよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2019/09/27 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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