アカウント情報狙う偽「PayPal」に注意 - 短縮URLを悪用
オンライン決済サービス「PayPal」を装ったフィッシング攻撃が確認されているとして、フィッシング対策協議会が注意喚起を行った。

誘導先のフィッシングサイト(画像:フィ対協)
攻撃に用いられたフィッシングメールは、「[大切] PayPal アカウントでの不審なログインアクティビティ - ケース」といった件名で出回っているもの。
メールの本文では、2月25日に「PayPal」のアカウントが登録されたなどと説明。心当たりがない場合はログインして確認するよう促すが、実際は偽サイトに誘導しようとしていた。
「検証が必要」との記載による偽サイトへのリンクでは、短縮URLを指定。その後の転送先として2件のURLが確認されている。
またメールの本文には、「誰かログインードがPayPalアカウントに登録されました」など、不自然な記載も見られた。
2月28日の時点でフィッシングサイトの稼働が確認されており、同協議会ではフィッシングサイトの閉鎖に向けてJPCERTコーディネーションセンターへ調査を依頼。類似した攻撃へ注意するよう呼びかけている。
(Security NEXT - 2019/02/28 )
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