Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

市営住宅入居者の個人情報含む台帳を紛失 - 川崎市

川崎市住宅供給公社において、市営住宅入居者などの個人情報含む資料が所在不明となっている。

市営住宅の管理を委託している川崎市によれば、2018年12月28日に公社の職員が市営住宅を巡回中に入居者の個人情報含む書類を紛失したもの。

紛失したのは2018年度の市営住宅入居者台帳で、入居者10世帯28人分の氏名や住所、電話番号、年齢、性別、生年月日、収入、障害の有無などのほか、連帯保証人12人の氏名や住所、電話番号、入居者との続柄などが含まれる。また、入居者の関係者15人分の氏名を含む対応記録も紛失した。

車での巡回中、荷物を運び込む際に書類を車両の屋根に置き、そのまま発進して紛失してしまったという。帰社後に気付き、移動経路を捜索したが発見できず、警察へ届けた。

同市では対象となる関係者への説明と謝罪を行っている。

(Security NEXT - 2019/01/07 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

一部工事注文書控が所在不明、誤廃棄の可能性 - カンセキ
学会資料に関する患者情報含んだUSBメモリが所在不明に - 山口大病院
受託要配慮個人情報含むPC紛失、約1カ月後に回収 - 日本健康文化振興会
高校で生徒の個人情報含む出席簿を紛失 - 東京都
高齢者世帯名簿を民生委員が紛失、誤廃棄の可能性 - 春日部市
入院患者情報含むUSBメモリが所在不明 - 淡路医療センター
申請書など受領書類の紛失が複数判明、管理不十分で - 厚労省
小学校で卒業生台帳が所在不明、鍵付金庫で保管 - 葛飾区
個人情報が記載されたチケットが所在不明に - 神戸六甲鉄道
学生情報含む書類を電車内に置き忘れて紛失 - 洗足学園音大