Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「strongSwan VPN」に脆弱性 - サービス拒否に陥るおそれ

VPNサーバである「strongSwan VPN charon server」にサービス拒否へ陥るおそれがある脆弱性が含まれていることがわかった。パッチが公開されている。

パケット長のチェックに問題があり、リモートから悪用が可能なバッファアンダーランの脆弱性「CVE-2018-5388」が含まれていることが明らかになったもの。

rootやVPNグループなどローカルにアクセスする権限がある攻撃者によって脆弱性が悪用されると、リソースが枯渇し、サービス拒否が発生するおそれがある。

開発チームでは、修正パッチをリリースしており、「StrongSwan 5.6.3」および以降のバージョンでは適用されているという。

(Security NEXT - 2018/05/24 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

一部工事注文書控が所在不明、誤廃棄の可能性 - カンセキ
法人会員情報が流出、脆弱性の点検過程から発覚 - 関西エアポート
セイコーエプソン製プリンタドライバに脆弱性 - 日本語以外の環境に影響
DDoS攻撃が件数減、一方100Gbps超の攻撃も - IIJレポート
Google、ブラウザ最新版「Chrome 136」を公開 - 8件のセキュリティ修正
米当局、悪用が確認された脆弱性4件について注意喚起
海外子会社がランサム被害、影響など詳細を調査 - 淀川製鋼所
システム障害、調査でランサムウェアが原因と判明 - 近鉄エクスプレス
パッチや緩和策の適用、メモリ保護を統合した脆弱性対策製品
従業員がサポート詐欺被害、個人情報流出か - 住友林業クレスト