教職員異動情報を公式発表前に誤って公開、SNSでも拡散か - 新潟日報
新潟日報社は、新潟県と新潟市の教職員異動情報を、公式発表前に作業ミスで誤って公開していたことを明らかにした。
同社によれば、教職員の異動情報に関する検索サービスを同社では提供しているが、事前に新潟県から提供された2018年の教職員異動名簿を、3月23日の公式発表前に誤ってインターネット上で公開したもの。数校分の情報が事前に漏洩したと見られている。
同社では、公表前に作業を行う場合、IDとパスワードを設定しており、本来外部から閲覧できない状態だが、検証作業で一時的にIDとパスワードを解除する必要があり、作業終了後もそのままアクセスを制限していなかった。
同月20日17時前から問題に気が付いた同日21時ごろにかけて、名簿の検索ページから公開前の名簿が検索できる状態となり、さらにSNSなどを通じて情報が拡散したものと見られ、約4時間に約1500回の閲覧が行われたという。
今回の問題を受けて同社では、同県を訪問して事情を説明し、謝罪。メディアとして情報管理は最重要事項であり、再発防止策を徹底したいとしている。
(Security NEXT - 2018/03/22 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
NPO役員の個人情報を内閣府ポータルに誤掲載 - 山形県
非公開LFP会員リストを外部へ誤公開、旧ファイル残存 - 宮崎県
SonicWallのクラウドバックアップに攻撃 - FW情報が漏洩
市サイトに個人情報含むPDFファイルを誤掲載 - 東御市
ウェブ広告に誤URL、個人情報へアクセス可能に - データ基盤サービス事業者
職員が個人情報窃取 退職後も委託先から - 堺市文化振興財団
イベント募集の関連ファイルに無関係の20年前登記情報 - 福山市
学生向けシステム内に不正ファイル、個人情報流出の可能性も - 帝塚山学院大
ニッケがサイバー攻撃被害 - ダークウェブで流出情報を確認
連絡メールの同報送信でメアド流出 - 大阪健康安全基盤研究所