Oracleが定例パッチをリリース - 脆弱性299件に対応
Oracleは、定例アップデート「クリティカルパッチアップデート(CPU)」を公開し、あわせて299件の脆弱性を解消した。
同社製品を対象とした四半期ごとの定例アップデート「CPU」を公開し、脆弱性へ対処したもの。「Oracle Database Server」に関する2件の脆弱性や、「Oracle MySQL」の脆弱性39件に対処。そのほか「Fusion Middleware」「Financial Services Applications」など、あわせて299件の脆弱性を解消した。
今回修正された脆弱性のうち、共通脆弱性評価システム「CVSS v3」でスコアが「7.0」以上で「緊急」または「重要」とされる脆弱性は180件。同社では、脆弱性の悪用を防ぐため、テスト環境で動作を確認したうえで、早期にアップデートを適用するよう推奨している。
なお、次回の定例アップデートの公開は米国時間7月18日を予定している。
(Security NEXT - 2017/04/19 )
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