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「WBCE CMS」にSQLiやXSSなど3件の脆弱性

オープンソースのコンテンツマネジメントシステム(CMS)である「WBCE CMS」に、複数の脆弱性が含まれていることがわかった。修正パッチがリリースされている。

脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、ログインできるユーザによって「SQLインジェクション」が可能となる「CVE-2017-2120」をはじめ、クロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性「CVE-2017-2118」や、「ディレクトリトラバーサル」の脆弱性「CVE-2017-2119」など、あわせて3件の脆弱性が判明したという。

これら脆弱性は、浅井健氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告したもので、JPCERTコーディネーションセンターが調整を実施。報告を受けた開発チームでは、脆弱性を修正するためのパッチを公開している。

(Security NEXT - 2017/03/01 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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