Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Apache Brooklyn」に2件の脆弱性 - 修正版が公開

アプリケーションのモデリングや管理を行うソフトウェア「Apache Brooklyn」に複数の脆弱性が含まれていることがわかった。

脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、「同0.9.0」および以前のバージョンに「クロスサイトスクリプティング(XSS)」の脆弱性「CVE-2017-3165」や、「クロスサイトリクエストフォージェリ(CSRF)」の脆弱性「CVE-2016-8737」が含まれていることが判明したという。

いずれの脆弱性も、三井物産セキュアディレクションの米山俊嗣氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告したもので、JPCERTコーディネーションセンターが調整を行ったという。脆弱性を修正した「同0.10.0」が公開されている。

(Security NEXT - 2017/02/15 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Array AG」狙う攻撃、関連する複数IPアドレスを公開 - IPA
Ruby向けSAML認証ライブラリに深刻な脆弱性 - 最新版へ更新を
「Array AG」にCVE未採番の脆弱性 - 8月に国内で悪用被害
米当局、「ArrayOS AG」脆弱性など2件を悪用リストに追加
Synology製NASに複数脆弱性 - 情報漏洩やDoSのおそれ
「Avast Antivirus」macOS版に脆弱性 - RCEやDoSのおそれ
「MS Edge」にアップデート - 脆弱性14件を解消
「Langflow」に未修正脆弱性、緩和策を - 報告者「修正が後回し」
深刻な「React」脆弱性、米当局が悪用に注意呼びかけ
解析ライブラリ「Apache Tika」に深刻なXXE脆弱性 - コア部分も更新を