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サイボウズの「リモートサービスマネージャー」に脆弱性

サイボウズの「リモートサービスマネージャー」にクライアント証明書を正しく検証しない脆弱性が含まれていることがわかった。脆弱性を修正したアップデートがリリースされている。

脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、「同3.1.4」から「同3.0.0」において、クライアント証明書の検証機能に脆弱性「CVE-2016-7815」が存在するという。同脆弱性により、外部からサービスを利用する際、無効な証明書を利用されるおそれがある。

同脆弱性は、周知を目的に同社がJPCERTコーディネーションセンターへ報告した。同社では脆弱性を修正した「同3.1.5」をリリースしており、利用者へアップデートを検討するよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2017/01/12 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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