Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

サイボウズの「リモートサービスマネージャー」に脆弱性

サイボウズの「リモートサービスマネージャー」にクライアント証明書を正しく検証しない脆弱性が含まれていることがわかった。脆弱性を修正したアップデートがリリースされている。

脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、「同3.1.4」から「同3.0.0」において、クライアント証明書の検証機能に脆弱性「CVE-2016-7815」が存在するという。同脆弱性により、外部からサービスを利用する際、無効な証明書を利用されるおそれがある。

同脆弱性は、周知を目的に同社がJPCERTコーディネーションセンターへ報告した。同社では脆弱性を修正した「同3.1.5」をリリースしており、利用者へアップデートを検討するよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2017/01/12 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Spring Framework」「Spring Security」に認可回避の脆弱性
「NVIDIA Triton」に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
最新OS「iOS/iPadOS 26」公開 - 旧OSではゼロデイ脆弱性を解消
Apple、「macOS Tahoe 26」で脆弱性77件を修正 - 旧OSも更新
ワークフロー管理ツール「Apache DolphinScheduler」に脆弱性
Samsung、モバイル端末の複数脆弱性を修正 - 一部で悪用も
AI開発フレームワーク「Flowise」に複数の「クリティカル」脆弱性
「MS Edge」にアップデート - 「クリティカル」脆弱性を解消
「Cisco IOS XR」にDoSや署名バイパスの脆弱性 - 修正版リリース
「Zoom Workplace」に複数の脆弱性 - 最新版で修正済み