Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

個人情報を県のウェブサイトに誤って公開 - 鳥取県

鳥取県のウェブサイトに、イベントに応募した児童の保護者に関する個人情報が誤って掲載されていたことがわかった。

同県が開催した地産地消を推進するイベントにおいて、児童からの応募作品をウェブサイトで公開した際、応募者の保護者に関する個人情報を誤って掲載したもの。

掲載された内容は応募者によって異なるが、応募した小学校5年生と6年生の保護者に関する氏名や住所、電話番号など、あわせて293件の個人情報が閲覧できる状態だった。

11月14日17時ごろ、応募作品をウェブサイトに公開。その際、データをアップロードした委託業者が、個人情報が削除されていることを十分確認しなかったという。16日14時ごろ、メールによる指摘を受け、作品の公開を中止した。

同県では関連する小学校および所管の教育委員会に電話で説明を行うとともに、応募者の保護者に書面で謝罪した。今後は、作品の応募用紙から個人情報の記載欄を削除するとしている。

(Security NEXT - 2016/11/22 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

高校部活体験会申込フォームで個人情報が閲覧可能に - 群馬県
県サイト資料に非公開の個人情報、マスキング未処理 - 静岡県
動画イベントのキャンペーン応募者情報を誤公開 - 皮膚科クリニック
高校情報共有ツールで個人情報が閲覧可能に、成績なども - 東京都
国会図書館のシステム開発環境から個人情報が流出した可能性
飲食店営業許可施設一覧に誤って個人情報を誤掲載 - 神奈川県
病院職員が患者情報含む受付画面をSNS投稿 - 岩見沢市
ウェブ公開資料に個人情報、不開示処理に不備 - 御前崎市
地域計画PDFに個人情報 墨塗りでも参照可能 - 小千谷市
複数ECサイトで個人情報流出か、営業は再開 - ユニバーサルミュージック