Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

動画共有サイトを構築するOSS「ClipBucket」にXSSの脆弱性

動画共有サイトを構築できるオープンソースのスクリプト「ClipBucket」に脆弱性が含まれていることがわかった。アップデートが公開されている。

脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、「同v2.8.1 RC2」より以前のバージョンにウェブブラウザ上で任意のスクリプトが実行されるクロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性「CVE-2016-4848」が含まれていることが判明したもの。

神戸デジタル・ラボの松本悦宜氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告し、JPCERTコーディネーションセンターが調整を実施した。開発者やセキュリティ機関では最新版へアップデートするよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2016/08/18 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

未使用でも影響、7月修正の「IEゼロデイ脆弱性」 - 遅くとも5月に悪用
Dockerエンジンの認証プラグインに脆弱性 - CVSSは最高値だが悪用可能性は低
「BIND 9」にアップデート - DoS脆弱性4件を修正
Chromeのアップデートが公開 - セキュリティ関連で24件の修正
「MS Edge」にセキュリティアップデート - 脆弱性8件を修正
ブラウザ「Chrome」にアップデート - セキュ関連で10件の修正
特権アクセス管理製品「Symantec PAM」に複数脆弱性 - 「クリティカル」も
JupyterLabの機能拡張作成用テンプレートに脆弱性 - リポジトリに影響
WPプラグイン「WooCommerce Social Login」に複数の脆弱性
「Apache CloudStack」でSAML認証をバイパスされるおそれ