Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

文面使い回しのフィッシング、セブン銀行でも

セブン銀行の利用者を標的としたフィッシングメールが確認された。複数の銀行を狙う別のフィッシング攻撃と同じ文面が用いられており、今後対象となる金融機関がさらに拡大するおそれもある。

フィッシング対策協議会によれば、問題のメールはシステムがセキュリティ対策のため更新されたとして、アカウントが凍結されないよう認証が必要などと騙す内容。記載したURLからフィッシングサイトへ誘導していた。

11月30日に確認された住信SBIネット銀行を狙ったフィッシングや、12月3日に確認された横浜銀行を狙ったメールと同一の文面で、別の金融機関が攻撃対象となる可能性もあり、今後注意が必要だ。

同協議会では、4日10時の時点でフィッシングサイトを稼働を確認しており、閉鎖に向けてJPCERTコーディネーションセンターへ調査を依頼している。

(Security NEXT - 2015/12/04 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

RSSフィードが改ざん、外部サイトのリンク混入 - リョーサン菱洋HD
フィッシング報告、過去最多の水準続く - 4分の1が証券関係
先週注目された記事(2025年5月4日〜2025年5月10日)
偽基地局から送信されたフィッシングSMSに注意 - 総務省が注意喚起
先週注目された記事(2025年4月20日〜2025年4月26日)
国内インシデント、前四半期比9.4%増 - サイト改ざんが1.8倍
脅威の可視化からテイクダウンまで提供「PHISHNET/25 Axur」 - TwoFive
サポート詐欺の相談が1000件超 - SNS乗っ取り相談も増加
3月はフィッシング報告が約25万件で過去最多 - URLは前月比2.3倍に
「豪華3大特典」と誘惑 - 偽マネックス証券のフィッシングに注意