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航空業界向けDatalex製ソフトに脆弱性 - すでに修正済み

Datalexが航空業界向けに提供しているソフトウェアに機密性を損なう脆弱性「CVE-2015-2858」が含まれていることがわかった。航空会社による対応はすでに完了しているという。

セキュリティ機関によれば、航空券の予約や支払いなどが行えるDatalex製ソフトウェアにおいて、エラー処理に不備があり、認証を回避されるおそれがあることが判明したもの。脆弱性を悪用された場合、攻撃者によってリモートよりデータを変更されるおそれがある。

脆弱性はすでに修正されており、影響を受けるすべての航空会社においてアップデートを完了しているという。

(Security NEXT - 2015/10/05 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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