Adobe、メジャーUD「Photoshop CC 2015」で脆弱性4件を修正
Adobe Systemsは、画像処理ソフト「Adobe Photoshop CC」のメジャーアップデートで深刻な脆弱性を解消した。

影響を受けるのは、「同2014(15.2.2)」および以前のバージョン。メモリ破壊の脆弱性「CVE-2015-3109」をはじめ、4件の脆弱性が存在し、脆弱性が悪用された場合、システムの制御を奪取されるおそれがある。脆弱性は「Windows」「Mac OS X」いずれも影響を受けるという。
同社は、適用優先度を3段階中もっとも低い「3」とレーティングしているが、脆弱性の影響を「深刻」と評価しており、6月16日に発表した最新版「同2015(16.0)」へアップデートするよう呼びかけている。
修正した脆弱性は以下の通り。
CVE-2015-3109
CVE-2015-3110
CVE-2015-3111
CVE-2015-3112
(Security NEXT - 2015/06/17 )
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