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IIJ、持ち込みスマートデバイス用のBYODソリューション

インターネットイニシアティブは、持ち込みスマートデバイスのBYODを支援する「IIJ GIOセキュアAppsソリューション」を提供開始した。

同ソリューションは、個人で所有するスマートデバイスを業務で活用する「BYOD」環境を提供するもので、端末管理やアプリ配信、VPN接続の機能を提供するCitrixの「XenMobile」により実現している。

同ソリューションでは、プライベートな領域と業務用の領域をデバイス内で分離。業務用アプリは企業内アプリストアから配信し、組織内のネットワークにVPN経由で接続できる。

また業務データに関しては暗号化して保存。端末を紛失した場合は、出荷時に戻すだけでなく、企業が配信したアプリのみ消去することも可能。

企業アプリストアでは、コクヨS&Tのノートアプリ「CamiApp」や、名刺管理アプリの「名刺CamiApp」、サイボウズのグループウェア「Kunai」など、すでに5種類のアプリを提供開始しており、順次拡大していく予定。

(Security NEXT - 2014/11/14 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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