「Adobe Reader」などに深刻な脆弱性 - 72時間以内の更新を推奨
Adobe Systemsは、深刻な脆弱性1件を修正した「Adobe Reader」「Adobe Acrobat」のセキュリティアップデートを公開した。

今回の脆弱性はWindows版のみ影響を受ける
今回の更新は、サンドボックスをバイパスする脆弱性「CVE-2014-0546」を修正したプログラム。脆弱性が悪用されるとサンドボックス外でコードを実行され、システムの制御を奪取されるおそれがある。同社は同脆弱性について「Windows」にのみ影響があり、Mac OS X版への影響はないとしている。
同社では、脆弱性を解消した「同11.0.08」「同10.1.11」を用意。いずれも適用優先度を3段階中もっとも高い「1」とし、72時間以内にできるだけ早く更新するよう推奨している。
(Security NEXT - 2014/08/13 )
ツイート
PR
関連記事
「ConnectWise Automate」に悪用リスク高い脆弱性 - 早急に対応を
Cisco製IPフォンや侵入検知エンジン「Snort 3」などに脆弱性
Ruijie製ブリッジ「RG-EST300」に非公開SSH - 修正予定なし
バッファロー製Wi-Fiルータ「WXR9300BE6Pシリーズ」に脆弱性
NVIDIAの「Jetson Linux」やロボティクス開発環境に脆弱性
「Apache NMS.AMQP」に深刻な脆弱性 - アップデートや環境移行を呼びかけ
ビデオ会議の「Zoom」に複数脆弱性 - 最新版に更新を
米政府、国家支援攻撃者によるF5侵害受け緊急指令
F5、「BIG-IP」「F5OS」の複数脆弱性に対応 - 最新版へ更新を
米当局、「AEM Forms」の深刻な脆弱性狙う攻撃に注意喚起