Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

XMPPクライアント用ライブラリ「Smack API」に脆弱性

Ignite Realtimeが提供するXMPPクライアント用のライブラリ「Smack API」に複数の脆弱性が存在するとしてセキュリティ機関が注意を呼びかけている。

脆弱性ポータルのJVNによれば、「Smack API 3.4.1」や以前のバージョンには、サーバ証明書の検証処理に脆弱性「CVE-2014-0363」が存在。さらにパケットの処理などに脆弱性「CVE-2014-0364」が含まれるという。

脆弱性が悪用されるとマンインザミドル(MITM)攻撃を受けるおそれがある。脆弱性が修正された最新版が公開されており、セキュリティ機関では、アップデートを呼びかけている。

(Security NEXT - 2014/05/01 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Kubernetes」向けパッケージ管理ツール「Helm」に脆弱性
Appleの開発者向けアプリに情報漏洩の脆弱性 - 最新版で修正済み
「Apache httpd」にSSRFやセッションハイジャックなど複数脆弱性
「Apache Tomcat」にアップデート - 複数脆弱性を修正
SAP、月例アドバイザリ31件を公開 - 「クリティカル」6件
米当局、「Citrix Bleed 2」の悪用に注意喚起
ビデオ会議のZoom、クライアントの複数脆弱性を解消
脆弱性4件を修正、「rsync」の深刻な脆弱性も解消 - GitLab
「PAN-OS」「GlobalProtect App」など複数製品の脆弱性を解消 - Palo Alto
「EPM」や「EPMM」などIvanti複数製品に脆弱性 - 悪用は未確認