Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「.cn.com」ドメインのフィッシングサイトが急増 - 40件以上公開された日も

警察庁は、ドメイン「.cn.com」を利用したフィッシングサイトが、11月に入り急増しているとして注意を呼びかけている。1日あたり40件以上が確認された日もあった。

20131122np_001.jpg
フィッシングサイトの認知件数(グラフ:警察庁)

同庁では、中国向けのサイトで使用されることが多い「.cn.com」を利用したフィッシングサイトの増加を9月下旬より把握しており、特に11月に入ってから活動が活発化しているとして注意を促したもの。

1日あたり20件近く設置された日が数日あり、もっとも多かった1月17日には、40件以上のフィッシングサイトが設置されたという。

設置されていたフィッシングサイトは、「金融機関」「オンラインゲーム」を偽装。これらサイトは、正規サイトと勘違いさせるよう正規サイトのドメインをサブドメインとして利用。「正規サイトのドメイン名.●●●.cn.com」といったドメインで公開されていた。

(Security NEXT - 2013/11/22 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

6月はフィッシング報告が減少、証券関連影響 - URLは増加
2Qの個人「サポート詐欺」相談は912件 - 検挙後に減少
草津市指定管理者の運営2サイトが改ざん被害 - 偽警告を表示
インシデントが前四半期比37.3%増 - サイト改ざんが約2.4倍
一部利用者でメールアドレスが変更される被害 - So-net
学生や教職員のアカウント情報が暗号化被害 - 東海大
婚活イベント情報サイトから情報流出 - フィッシング調査から判明
【特別企画】使える「脅威インテリジェンス」とは - 単なる情報ソースで終わらせないために
RSSフィードが改ざん、外部サイトのリンク混入 - リョーサン菱洋HD
フィッシング報告、過去最多の水準続く - 4分の1が証券関係