「.cn.com」ドメインのフィッシングサイトが急増 - 40件以上公開された日も
警察庁は、ドメイン「.cn.com」を利用したフィッシングサイトが、11月に入り急増しているとして注意を呼びかけている。1日あたり40件以上が確認された日もあった。

フィッシングサイトの認知件数(グラフ:警察庁)
同庁では、中国向けのサイトで使用されることが多い「.cn.com」を利用したフィッシングサイトの増加を9月下旬より把握しており、特に11月に入ってから活動が活発化しているとして注意を促したもの。
1日あたり20件近く設置された日が数日あり、もっとも多かった1月17日には、40件以上のフィッシングサイトが設置されたという。
設置されていたフィッシングサイトは、「金融機関」「オンラインゲーム」を偽装。これらサイトは、正規サイトと勘違いさせるよう正規サイトのドメインをサブドメインとして利用。「正規サイトのドメイン名.●●●.cn.com」といったドメインで公開されていた。
(Security NEXT - 2013/11/22 )
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