Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

専門家が標的型攻撃より危機感を感じたウイルス「SpyEye」 - MSRT対応で100万大規模の駆除

同氏は「SpyEye」について、金銭の窃取に特化しており、フィッシングサイトを利用せずにユーザーからアカウント情報を奪えるなど、一般ユーザーへのインパクトが大きいと指摘。危機感を強く持っており、同マルウェアの動きに警戒しているという。

また「SpyEye」対策として、Microsoftは「悪意のあるソフトウェアの削除ツール(MSRT)」で、10月の更新時に対応した。ラックにおいても、100万台規模の駆除を確認しており、今後の成果が注目される。

(Security NEXT - 2011/12/29 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

不正送金マルウェアの検知数が大きく減少
ウェブ上の電話番号に潜む危険 - 「Googleマップ」や「Wikipedia」経由で詐欺誘導
闇市場が盛況、ネットサービスの盗難アカウントは1ドル
Facebookで拡散するボットプログラムが発生中
FFRI、「SpyEye」の解析レポートを公開
米金融機関へ大規模攻撃を計画か - Trend Microがマルウェア解析で攻撃先26社を把握
FFRI、ブラウザを保護するMITB攻撃対策技術を開発
「Facebook解約します」と騙すスパム - リンク先のFacebookアプリからマルウェア感染
米MSら、ボットネット「Zeus」の制御サーバを差し押さえ
「SpyEye」と類似したルートキット機能を備える「Dorkbot」などへMSRTが対応