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金正日総書記死去に便乗する標的型攻撃が発生 - 日本IBMが確認

北朝鮮の金正日総書記の死去が12月19日に報じられたことを受け、早くも今回のニュースに便乗する標的型攻撃が発生している。

日本IBMの東京セキュリティー・オペレーション・センターが、国内企業を対象とした標的型攻撃メールを12月20日に検知したもので、問題のメールには、細工されたPDFファイルが添付されており、「Adobe Reader」「Adobe Acrobat」の脆弱性を攻撃するという。

悪用されている脆弱性は、「同9.4.6」「同10.1.1」および以前のバージョンに含まれる「CVE-2011-2462」。Windows版については、同脆弱性を修正したアップデートとして「同9.4.7」が、12月16日より提供開始となったばかり。

「同10.1.1」については、保護モードを利用することにより攻撃を防ぐことができるとして、Adobe Systemsでは1月10日の定例アップデートで修正する予定。また「Mac OS X」や「Unix」向けのアップデートについても同日となるとしている。

日本IBMでは、同様の攻撃が引き続き発生する可能性があるとして注意喚起を行っており、アプリケーションを最新版へアップデートするなど対策を講じるよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2011/12/20 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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