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オリゾンシステムズ、オフライン環境にも対応する仮想デスクトップ製品を発売

オリゾンシステムズは、サーバ集約型の仮想デスクトップ環境を提供する米VirtualBridges製ソフトウェア「VERDE v.5.5 SP-2」を発売した。

同製品は、「Linux KVM」を採用したオープンソースベースの仮想デスクトップソリューション。同一基盤上からWindowsとLinuxの2種類のゲストOSを実行することが可能。

サーバからクライアント画面転送するだけでなく、クライアント端末側にゲストOSをダウンロードする「オフラインVDI」に対応している。

最新版では、画面転送にオープンソースの接続プロトコル「SPICE」を追加。従来より転送速度を高速化させた。また「iPhone」や「iPad」向けに専用アプリ「iVERDE」を用意しているほか、Androidにも近く対応する予定。

さらにUSBメモリなど外部記憶装置に個人の仮想デスクトップ環境をダウンロードして、持ち運ぶことが可能。管理者やユーザー向けポータルのインタフェースをウェブベースに変更するなどユーザビリティを向上させた。

価格はオープンプライス。ゲストOSの同時使用数によるライセンス方式を採用している。

(Security NEXT - 2011/11/30 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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