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GMOグローバルサイン、DigiNotar攻撃者の犯行声明受けて業務停止

GMOグローバルサインは、証明書発行業務を一時停止すると発表した。

3月にComodo登録局を攻撃し、現在問題となっているオランダの認証局であるDigiNotarの攻撃にも関わったとする「ComodoHacker」なる人物が、大手4社に対して不正アクセスを行ったとの犯行声明を出し、関連会社であるGlobalSignを名指ししたことから、証明書の発行業務を一時停止したもの。

同社では詳細な調査を進めているが、現時点で不正アクセスの被害などは見つかっていない。復旧時期は未定だという。またGlobalSignでは、今回の問題へ対応するため、DigiNotar問題の調査にあたっているFox-ITから支援を受けることを明らかにした。

GlobalSignは、ベルギーの認証局。ベルギー電子政府プロジェクトのルート認証局であるベルギー政府認証局へ認証を行っている。

(Security NEXT - 2011/09/07 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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