Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Apple、Javaの脆弱性を解消するアップデートを公開

Appleは、Mac OS X向けにJavaの脆弱性を解消するアップデートの提供を開始した。

110629ap1.jpg
Javaにおける11件の脆弱性に対応した

「Java 1.6.0_24」および「Java 1.5.0_28」で明らかになったあわせて11件の脆弱性に対応したもの。脆弱性が悪用された場合、悪意あるウェブサイトなどへ訪れた際に、信頼されていないJavaアプレットをサンドボックス外で実行されるおそれがある。

今回のアップデートについて、Appleでは、Mac OS X 10.6.6以降のバージョン向けである「Java for Mac OS X 10.6 Update 5」とMac OS X 10.5.8向けの「Java for Mac OS X 10.5 Update 10」を用意。同社ウェブサイトやソフトウェア・アップデートより入手することができる。

(Security NEXT - 2011/06/29 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「ConnectWise ScreenConnect」に脆弱性 - 修正版が公開
NETSCOUT「nGeniusONE」に複数の脆弱性 - アップデートで修正
Python向けHTTPライブラリに脆弱性 - リクエストスマグリング攻撃のおそれ
ゼロデイ攻撃は8カ月以上前 - 「Active! mail」脆弱性の影響拡大に懸念
「Erlang/OTP」脆弱性、一部Cisco製品で影響が判明
「ActiveMQ NMS OpenWire Client」にRCE脆弱性 - 修正版が公開
「GitHub Enterprise Server」に複数脆弱性 - アップデートで修正
NVIDIA製GPUドライバに複数の脆弱性 - 権限昇格やDoSのおそれ
トレンドの法人向け複数製品に脆弱性 - アップデートで修正
「Erlang/OTP」に深刻なRCE脆弱性 - 概念実証コードも公開済み