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日本のPCソフト違法コピー率、世界で最も低い水準 - 損害額はワースト10位

ビジネスソフトウェアアライアンス(BSA)は、2010年の全世界におけるPCソフト違法コピーの被害状況について取りまとめた。

同調査は、BSAが調査会社IDCに委託し、2003年から毎年実施している。8回目となる今回は、世界116カ国を対象に実施された。

レポートによると、全世界の違法コピー率は42%で、前年より1%減少した。しかし調査対象国の半数で62%以上の高い水準となっている。

損害額は587億5400万ドルで、日本円に換算すると約5兆1756億円。2003年の調査開始時と比較すると、約2倍近い伸びを見せている。

(Security NEXT - 2011/05/13 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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