5000件超の「危険サイト」を観測、不正攻撃サイト倍増 - セキュアブレインまとめ
セキュアブレインは、3月に同社が検知した不正サイトの状況について取りまとめた。不正プログラム配布サイト以外すべて増加しており、「危険」と判定されたサイトが5000件を超えている。
レポートによれば、3月に「危険」と判定されたサイトは5007件で、2月の3382件を大きく上回った。不正プログラム配布サイト以外、すべての脅威が増加しているが、最も増加が目立ったのは不正攻撃サイトで、前月の308件から754件と倍増した。
フィッシング詐欺についても1771件と前月の1099件から急増。さらにワンクリック不正請求は前月の1101件から8割近い増加となる1973件だった。
不正改ざんサイトは381件。割合を見ると企業サイトは50%、個人サイトが39%だった。割合は小さいものの、研究機関が6%に上っており、今後の動向が注目される。ドライブバイダウンロード攻撃の割合は35.40%で、前月より減少した。
(Security NEXT - 2011/04/26 )
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