Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

保安林所有者の個人情報など含むHDDを引越作業中に紛失 - 大阪府

大阪府は、保安林所有者の個人情報など1万1610件が保存されたハードディスクを、引越作業の過程において紛失したと発表した。

所在が不明になっているハードディスクには、保安林所有者の氏名や住所など9994件含む保安林台帳のほか、伐採許可の申請書や自然環境の保全と回復に関する協定書などの業務書類が保存されていた。含まれる個人情報はのべ1万1610件にのぼる。

北部農と緑の総合事務所池田分室が管理していたもので、3月末に分室の廃止に伴う引越し作業を実施。作業終了後の5月19日、搬入した荷物の中にハードディスクがないことが判明した。

捜索を行ったが見つからなかったことから、不要な備品とともに誤って廃棄した可能性が高いとしている。府では、関係者に対し謝罪を行うとしている。

(Security NEXT - 2010/05/31 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

県立高で施錠管理の住民票記載事項証明書が所在不明 - 香川県
シルバー人材センターで広報配布名簿を置き配、所在不明に - 北広島市
学童保育で利用料決定通知書1クラス分が所在不明に - 和歌山市
教員採用選考受検者の自己申告用紙が所在不明に - 新潟県
他県で実施した中学校自然教室で生徒名簿が所在不明に - 横浜市
医療費の検査資料が所在不明、誤廃棄か - 会計検査院
避難行動要支援者名簿が所在不明、差替時に判明 - 一関市
供覧で業務資料が所在不明に、誤廃棄か - 沖縄県
教育補助員が持ち出した課題プリントを紛失 - 都立高
個人情報含む行政文書を紛失、誤廃棄の可能性 - 公取委