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医療機関の患者情報を紛失、4日後に回収 - 医療電子機器メーカー

医療機器の製造販売を手がけるフクダ電子は、子会社であるフクダライフテック横浜の従業員が、業務上取り扱っている医療機関の患者情報を記載した書類を一時紛失したと発表した。書類は4日後に発見され、回収している。

同社によれば、一時紛失していた書類は、170人分の氏名、住所、電話番号、受診医療機関名など個人情報が記載されていた。そのうち30人分に関しては、設置した医療機器に関する情報も含まれる。

9月11日20時ごろ、子会社の浜松営業所から従業員が業務中に書類を紛失、被害を警察へ届け出ていたが、15日朝に書類の拾得者から連絡があり、10時30分に従業員が書類を確認。すべて回収した。

同社では、関係者および関係医療機関に対し、紛失の経緯について説明を行い、謝罪を行っている。

(Security NEXT - 2009/09/17 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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