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約19万6700人分の顧客情報を含むマイクロフィルムを紛失 - 三菱UFJニコス

三菱UFJニコスは、NICOSブランドやUFJブランドの顧客情報を記録したマイクロフィルムを紛失したと発表した。

所在がわからなくなっているのは、1993年から2001年にかけて作成された「コムフィッシュ」と呼ばれるマイクロフィルム1516枚。同社内で保管状況の点検を実施したところ判明したという。

フィルムには、NICOSブランドやUFJブランドなどの顧客あわせて約19万6700人分の個人情報が含まれており、氏名や住所のほか、口座番号、請求金額、債券額など記載されていた。

また一部にクレジットカード番号、有効期限など含まれるが、決済に必要な情報がすべてそろっておらず、含まれている情報だけではインターネット通販などの決済に悪用できないという。

また同社では保管場所を移動した際やほかの書類を廃棄した際に誤廃棄した可能性が高いとし、不正利用の可能性は低いと結論づけている。今回の紛失に関連した不正利用の指摘なども受けておらず、今後も不審利用などについて監視を行う。

(Security NEXT - 2009/08/06 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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