Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

6件の脆弱性を解消した「Firefox 3.0.12」が公開

Mozillaは、6件の脆弱性を解消した「Firefox 3.0.12」の提供を開始した。今回の修正では、重要度が「最高」とされる脆弱性が5件含まれ、のこり1件についても「高」と設定されている。

「MFSA 2009-35」では、「Flash Playerプラグイン」のアンロード時にメモリ破壊が発生し、リモートでコードが実行されるおそれがある脆弱性で、重要度は「最高」。Firefox 3.5.1で修正された問題に対応した。

のこり5件は「Firefox 3.5」で実施された修正を反映したもので、「フォントグリフ描画ライブラリ」の不具合を解消する「MFSA 2009-36」のほか、重要度「最高」4件や「高」1件を解消している。

Mozilla Japan
http://mozilla.jp/

(Security NEXT - 2009/07/22 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「MS Edge」にアップデート - 「クリティカル」脆弱性を解消
「Cisco IOS XR」にDoSや署名バイパスの脆弱性 - 修正版リリース
「Zoom Workplace」に複数の脆弱性 - 最新版で修正済み
工場向けMOMシステム「DELMIA Apriso」脆弱性 - 米当局が悪用に注意喚起
Ivantiのエンドポイント管理やリモートアクセス製品に脆弱性
デバッグ支援ツール「NVIDIA NVDebug tool」に複数の脆弱性
ネットワーク監視ツール「Stork」に脆弱性 - DoS攻撃のおそれ
GitLab、バグ報奨金プログラムで報告された脆弱性6件を解消
「Adobe Commerce」「Magento」に深刻な脆弱性 - Adobeと外部で温度差
MS、月例セキュリティ更新80件を公開 - 「緊急」8件などに対応