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デジタルフォトフレーム製品の同梱CD-ROMにウイルス - 日本サムスン

日本サムスンが販売するデジタルフォトフレーム製品の同梱CD-ROMに、ウイルスが混入していたことがわかった。

ウイルスに汚染されていたのはCD-ROMに収録されていた「Frame Manager」。同ソフトはデジタルフォトフレーム全機種に同梱されているが、同社によれば、9月28日から11月17日までに生産された一部製品に含まれるWindows XP用「同Ver.1.08」にウイルスが感染していたという。

同社では、10月21日にダウンロードサイトで公開した「Frame Manager Ver.1.08」について、ウイルスの混入を公表したが、その際、製品に同梱されたCD-ROMについては感染のおそれがないとアナウンスしていた。

感染するおそれがあるウイルスは「W32.Sality.AE」で、実行ファイルへ感染して拡散し、不正ファイルなどをダウンロードする。同社では心当たりがあるユーザーに対して、ウイルスの駆除を実施するなど対応を呼びかけている。

(Security NEXT - 2008/11/27 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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