Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Movable Type 4にXSSの脆弱性 - 問題を解消した最新版が公開

シックス・アパートが提供するブログシステム「Movable Type 4」にクロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在していることがわかった。同社では問題を修正した最新版を提供している。

脆弱性が明らかになったのは「Movable Type Enterprise 4」「Movable Type Community Solution 4」。いずれも4.21と以前のバージョンに脆弱性が含まれており、オープンソース版にも影響がある。

アプリケーション管理画面の一部において、適切に入力がエスケープされておらず、任意のスクリプトが実行されるおそれがある。同社では脆弱性を解消した「Movable Type 4.22」の提供を開始しており、アップデートを強く推奨している。

セキュリティアップデート Movable Type 4.22 の提供を開始
http://www.sixapart.jp/movabletype/news/2008/10/15-1400.html

シックス・アパート
http://www.sixapart.jp/

(Security NEXT - 2008/10/20 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

インフラアクセス制御基盤「Teleport」に認証回避の脆弱性
XML処理ライブラリ「libxml2」に複数の脆弱性
「MS Edge」にセキュリティアップデート - 脆弱性2件を解消
「RICOH Streamline NX PC Client」に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
Perl向け暗号ライブラリ「CryptX」に複数脆弱性
監視ソフト「IBM Tivoli Monitoring」にRCE脆弱性 - 早急に更新を
掲示板ツール「vBulletin」に深刻な脆弱性 - 実証コードや悪用も
ZohoのExchange監視ツールに深刻な脆弱性 - アップデートを
「Wazuh」や「Windows WEBDAV」の脆弱性悪用に注意
「Firefox」に脆弱性、アップデートを公開 - 「クリティカル」との評価も