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三優監査法人、22社分の財務情報を置き引き被害 - 個人情報最大3万5000件も

三優監査法人は、監査企業の財務関連情報を保存した保存したパソコンを盗まれたことを明らかにした。

6月24日夜に同社職員が、JR東海道線の東京-横浜間でバッグの置き引き被害に遭ったもので、バッグともに盗まれたノートパソコンには、22社分の財務関連情報が記録されていた。

監査先従業員や帳簿に記載されていた監査先の顧客など、パソコン内に保存されていた個人情報は最大3万4460件に上る。パソコンに対して暗号化対策を実施していたとして、同社では情報漏洩の可能性は低いと説明している。

同社では警察へ被害を届けているが、財務情報や個人情報の不正利用は報告されていないという。また関係者に事情を説明し、個人情報が漏洩した本人に対しても、監査先の協力を得ながら対応するとしている。

(Security NEXT - 2008/07/14 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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