秋葉原の路上で海賊版ソフトを販売 - 中国籍の男女5人を現行犯逮捕
警視庁は、秋葉原電気街の路上でチラシを配布して顧客を集め、海賊版ソフトを販売していた中国籍の男女5人を、著作権法違反の疑いで現行犯逮捕した。
コンピュータソフトウェア著作権協会によれば、男性は1月20日、アドビシステムズの「Adobe Acrobat 7.0 Professional 日本語版」を無断で複製した海賊版を販売目的で所持。またほかの4人は、ジャストシステムの「JUST Suite 2007」の海賊版を販売目的で所持していた。
グループは、約100種類の海賊版リストを記載したチラシを路上で配布、1枚あたり5000円から1万8000円で販売していた。チラシ配布役の女性が注文を受けると、喫茶店でソフトを保管して待機している男性に連絡を取り、運搬役の男性に運ばせるという方法で海賊版を販売していた。
警察の調べによると、グループは2007年春ごろから海賊版販売を始めており、秋葉原の路上販売を指摘する多くの情報が寄せられていたという。
コンピュータソフトウェア著作権協会
http://www2.accsjp.or.jp/
(Security NEXT - 2008/01/23 )
ツイート
PR
関連記事
Elasticのエンドポイント対策「Elastic Defend」に脆弱性 - 修正版を提供
2025年9月も300件強のDDoS攻撃を観測 - IIJレポート
NECのHAクラスタソフト「CLUSTERPRO X」に深刻な脆弱性
「NVIDIA App」インストーラに脆弱性 - 権限昇格のおそれ
先週注目された記事(2025年11月2日〜2025年11月8日)
市内全世帯向けデジタル金券の配送中に一部紛失 - 太田市
組織の「ネット玄関口」狙う攻撃に注意 - 可視化や脆弱性対策の徹底を
「不正ログイン」相談が約1.5倍 - 「偽警告」は関係者逮捕で減少するも限定的
Apple、「iOS 26.1」「iPadOS 26.1」を公開 - 56件の脆弱性を解消
ランサム攻撃でシステム障害が発生、影響など調査 - エネサンスHD
