Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Winnyによる個人情報流出で県職員を懲戒処分 - 山口県

山口県は、同県職員が自宅のパソコンでファイル交換ソフトを利用し、持ち帰っていた個人情報を外部に流出させた問題で、懲戒処分を行った。

同県防府土木建築事務所の業務関連資料が、職員の私用パソコンにインストールされていたファイル交換ソフト「Winny」を通じてインターネット上へ2007年11月末ごろに流出したもの。同県は、今回の事件に関わった農林水産部農林水産政策課の職員に対して減給10分の1、4カ月とする懲戒処分を行った。

同流出事件は、掲示板「2ちゃんねる」へ流出に関する書き込みが行われ、今月に入って判明。流出した資料には、建物移転補償調書や用地台帳、補償台帳など73人分の個人情報が含まれていた。

(Security NEXT - 2007/12/26 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

個人情報含む行政文書を紛失、誤廃棄の可能性 - 公取委
顧客情報含むファイルを提携金融機関にメールで誤送信 - みずほ銀
「MS Edge」にセキュリティアップデート - 脆弱性2件を解消
「RICOH Streamline NX PC Client」に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
先週注目された記事(2025年6月8日〜2025年6月14日)
教員がサポート詐欺被害、NAS内の個人情報が流出か - 山形大付属中
市バスのドラレコ映像が保存されたUSBメモリが所在不明 - 川崎市
がん検診クーポン券に別人の住所、委託事業者のミスで - 横須賀市
個人情報流出の可能性、高負荷から事態を把握 - 楽待
Perl向け暗号ライブラリ「CryptX」に複数脆弱性