注目浴びる情報漏洩の多発 - 「Eビジネス重大ニュース」で2位に
2006年上半期は、「iPhone」や「PASMO」など注目されるニュースも多かったが、個人情報や機密情報漏洩事件の多発を重大ニュースと捉えるインターネット利用者も多い。
インターワイヤードとEビジネス研究所が、インターネットリサーチサービス「DIMSDRIVE」を活用した「2007年上半期のEビジネス重大ニュース」調査を実施したところ判明したもの。調査は、6月27日から7月5日にかけて実施し、回答数は7004人だった。
1位に「mixi」や3位に「セカンドライフ」が入るなど、インターネット上の新しいコミュニケーションの手段に注目が集まる一方、個人情報や機密情報の漏洩事件の多発を挙げる声も多く163票で2位となった。
昨年実施された2006年の重大ニュースでは、「Winny」経由の情報漏洩事件が6位だったが、今回大きく上昇している。性別で注目するニュースが変わる傾向にあるが、情報漏洩については、いずれも2位で、男女関係なく注目する傾向にあった。
今回発表となったトップ10は以下の通り。また圏外だが14位に「iPhone」や24位に「PASMO」が入っている。
1位:SNSの「mixi」が定着
2位:個人情報や機密情報の漏洩が相次ぐ
3位:マイクロソフト社が「Windows Vista」を発売
4位:仮想空間サービス「セカンドライフ」に注目集まる
5位:インターネットトレードが定着
6位:ライブドア事件、同社元幹部への地裁判決が出る
7位:アフィリエイトが定着
8位:TBSと楽天、経営統合・提携の交渉もつれる
9位:ブログが定着
10位:動画共有サービス「YouTube」に注目集まる
インターワイヤード
http://www.dims.ne.jp/
Eビジネス研究所
http://www.e-labo.net/
(Security NEXT - 2007/08/03 )
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