Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「プライバシーマークで安心感」消費者の6割 - 民間調査

個人情報を企業へ預ける際、プライバシーマークの取得やプライバシーポリシーの掲示といった取り組みを評価する消費者が6割以上にのぼることがわかった。

シナジーマーケティングが、消費者2201人を対象に2007年1月から2月にかけて実施した「CRM実態調査」により判明したもの。企業へ個人情報を預ける際、評価する取り組みとして「プライバシーマークの取得」を評価するという声は、64.9%にのぼり、トップだったという。

また、プライバシーポリシーの掲示も63.7%と高い割合を示した一方、口頭による説明は16.2%と低迷し、大きな差が現れている。また専門の問い合わせ窓口の設置を評価するという声も34.7%と低い値だった。

同社では、クレジットカードなどセンシティブ情報を扱う場合、プライバシーマークの有無が消費者の購買を左右すると指摘。さらにB2Cはもちろん、B2Bでもプライバシーマークの有無が取引に影響を与えるjケースがあるとして必須課題になりつつあると分析している。

(Security NEXT - 2007/06/05 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「学校給食センター見学試食会」の案内メールで誤送信 - 東大和市
「Cisco Meraki 」にDoS脆弱性 - SSL VPN処理で強制再起動
「IBM QRadar SIEM」に複数脆弱性 - 修正パッチをリリース
複数機器がランサム被害、調査を継続 - エースコンサルタント
「WordPress 4.6」以前へのセキュリティ更新を7月に停止
ゲームサーバ管理ツール「Pterodactyl Panel」に脆弱性 - 悪用の動きも
構成管理ツール「Salt」に複数脆弱性 - 「クリティカル」も
「GeoTools」にXXE脆弱性 - 「GeoServer」なども影響
ランサムウェア被害による情報流出が判明 - 日揮ユニバーサル
イベント申込フォームで設定ミス、個人情報が閲覧可能に - 鎌倉市