Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

医療関係者や従業員の個人情報がWinny流出 - 千寿製薬

千寿製薬は、医療関係者や取引先、従業員の個人情報がWinnyを通じて外部へ流出したと発表した。

同社従業員が所有するパソコンからWinnyを通じてインターネット上へ流出したもので、5月6日に発覚した。従業員は、同社サーバ上に保存されていたデータの一部を、メールを利用して無断で持ち出していたという。

保存されていた情報は、氏名や施設情報、自宅住所などを含む医療関係者24名分をはじめ、取引先企業関係者4名分や従業員情報1340名分などが含まれる。従業員の個人情報の一部には給与や賞与などの情報も含まれていた。同社では、関係者に対して個別に事情を説明、謝罪した。

(Security NEXT - 2007/05/17 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

PTA理事宛の一斉メールで誤送信 - 埼玉県立高
職員が個人情報窃取 退職後も委託先から - 堺市文化振興財団
一部高齢者調査票が所在不明、民生委員が誤廃棄か - 西宮市
国交省にサイバー攻撃、ネットワーク経由で内閣府に影響
包装資材の通販サイトで侵害被害 - 詳細は調査中
「Spring Framework」「Spring Security」に認可回避の脆弱性
「NVIDIA Triton」に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
最新OS「iOS/iPadOS 26」公開 - 旧OSではゼロデイ脆弱性を解消
Apple、「macOS Tahoe 26」で脆弱性77件を修正 - 旧OSも更新
県立高の林間学校で生徒名簿を紛失 - 埼玉県