日本郵政公社の委託先が4500件の個人情報含むフィルム2本を誤廃棄
日本郵政公社は、広島貯金事務センターで管理するマイクロフィルムの一部を紛失したと発表した。
問題のマイクロフィルムは、同センターが撮影し、2007年3月30日にコダックへ現像を委託していたもので、4月13日に返却されていないことが判明。委託先に確認したところ、誤って廃棄し、清掃業者により焼却されたと報告を受けたという。
紛失したマイクロフィルムは、定額定期貯金や積立貯金、国債などの届け出書などを記録した2本。内容は同一で、それぞれ4500件の個人情報が記載されており、氏名や住所、生年月日のほか、貯金記号や番号、印影が含まれる。
日本郵政公社によれば、フィルムは現像されておらず、暗室以外で取り出すと感光してしまうことや閲覧に専用機器が必要であるとして外部へ漏洩する可能性は低いと結論づけている。
(Security NEXT - 2007/04/20 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
サーバがランサム被害、内部に顧客情報 - 衣料雑貨卸販売会社
「MS Edge」もアップデート - 悪用済み脆弱性に対応
個情委、野辺地町に行政指導 - 管理不備や報告遅滞で
eラーニング向けCMSに複数の脆弱性 - 実証コードなど公開
「Chrome」にセキュリティアップデート - ゼロデイ脆弱性など修正
アート展の受賞決定を知らせるメールで誤送信 - 江戸川区
キャプティブポータルを提供する「OpenNDS」に複数の深刻な脆弱性
新機能を盛り込んだ「OpenSSL 3.2.0」がリリース
漏洩アカウント情報を調査、通知するサービス - IIJ
水道局の制御機器を狙うサイバー攻撃が発生 - 米当局が注意喚起