持ち出した個人情報で恐喝、みずほインベスターズ証券の元契約社員が逮捕
仙台中央署は、みずほインベスターズ証券の元契約社員女性を含む容疑者2名を恐喝容疑で逮捕した。
今回の事件は、先月30日から今月1日にかけて、「顧客名簿が手元にある。これが出たら大変なことになる」と個人情報流出を理由に容疑者2人が同社仙台支店に金銭を要求、恐喝したもの。逮捕された1人は2001年に退職した元契約社員で、在職当時の顧客情報を使用したとみられている。
恐喝に使用された個人情報は、2000年12月当時に同契約社員が担当した396件の顧客情報で氏名や住所、電話番号、年齢、預り資産額などが記載されていた。同社では、顧客情報の流出があったとして、関係する顧客へ連絡の上、事情を説明、謝罪している。
(Security NEXT - 2007/02/16 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
全校生徒の名簿データを第三者へメール誤送信 - 大洲市
ゼロデイ攻撃は8カ月以上前 - 「Active! mail」脆弱性の影響拡大に懸念
物流検品システムなどまもなく復旧、物量制限は解除へ - ランテック
コミュニケーションサポーターのメアド流出 - 茨城県国際交流協会
ランサムでシステム障害、配送遅延など影響 - センコーグループ子会社
職員が顧客情報をUSBメモリで持出、日次確認で判明 - 一関信金
「Erlang/OTP」脆弱性、一部Cisco製品で影響が判明
スポーツグッズ通販サイトで個人情報流出か - 不正プログラムや改ざんを確認
ランサム攻撃で暗号化被害、公共工事のデータも - 松永建設
「ActiveMQ NMS OpenWire Client」にRCE脆弱性 - 修正版が公開