Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

工事受注会社が顧客情報含む工事関係書類を紛失 - エネルギアコム

中国電力とエネルギア・コミュニケーションズは、ISPサービスに申し込んだ岡山県内の顧客情報含む工事関係書類21件を1月27日に紛失した。

紛失した書類は、エネルギアコムから光ファイバーの設置工事を委託された中国電力が作成。同社が工事を担当する再委託先へ提供したが、再委託先社員が自宅へ持ち帰る途中で紛失したと見られている。同書類には、インターネット接続サービスに申し込んだ顧客21名分の氏名、住所、電話番号、工事予定箇所の写真など、個人情報が含まれる。

紛失した翌日に気が付き、同社では捜索を行ったが、1月31日時点ではまだ発見されていない。中国電力とエネルギア・コミュニケーションズでは該当する顧客を訪問の上、謝罪。委託先の管理強化に取り組む。

(Security NEXT - 2007/02/02 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

ランサム被害でシステム障害、グループ各社に影響 - テイン
公開PDF資料に個人情報、県注意喚起きっかけに判明 - 菊池市
小学校で個人票を誤配布、マニュアルの認識不十分で - 大阪市
ファイル転送ソフト「MOVEit Transfer」にDoS脆弱性 - 修正版公開
ネット印刷サービスにサイバー攻撃、個人情報流出か - ウイルコHD子会社
英国ブランド通販サイト、約3年間にわたりクレカ情報流出の可能性
「VMware Tools」「Aria Operations」既知脆弱性、悪用事例の報告
ランサム攻撃者が犯行声明、事実関係を確認中 - アスクル
ペット保険システムから契約者情報など流出した可能性 - アクサ損保
米当局、「XWiki Platform」「Aria Operations」脆弱性を悪用リストに追加